9条連ニュース/121号 巻頭言

沖縄の闘い
海上基地建設計画に反対し、阻止行動を展開
山内 徳信

地獄への道を拒否

9条連の皆様、明けましておめでとうございます。天災地変、人災等の多かった04年ともお別れして、05年は人々の上に幸せと平和が訪れますよう祈りたいものです。

今年は戦後60年、敗戦の年に生まれた人が還暦を迎えます。時は流れ人間の価値観が大きく揺らぎ、憲法九条を無きものにし日本を再び軍事国家・戦争国家に仕立て上げ青年たちを戦場へ送り込み、国民を戦争の地獄に突き落としかねない政治勢力・自公政権の暴走を拒否し阻止する国民の幅広い統一戦線を組み、全国各地で「国民大衆の蜂起」がさらに必要となります。

第二次大戦(太平洋戦争)の教訓として「戦争は人類最大の悲劇であり、最大の犯罪である」ことを学んだ。それ故に、われわれは憲法改悪に反対し、戦争への道を拒否するのである。戦争になれば軍隊は国民を守らない、守れないのです。

海上基地建設阻止闘争は憲法の実践

96年当時の橋本首相とモンディール駐日米大使は、宜野湾市の市街地にある世界一危険な米海兵隊基地「普天間飛行場」を、5年から7年以内に全面返還する、と誇らしく発表した。あれから 8年が経過しましたが普天間飛行場は全く動いていない。結果としてそれは「県民騙し」となったのである。

普天間飛行場を返還する代わりに、米軍は理不尽にも新しい基地の提供を政府に要求した。政府は米軍の要求に屈し、それを沖縄県と名護市に押しつけてきたのだ。

名護市の東海岸にある辺野古の豊かな海、ジュゴンの棲む海を埋め立て(238ヘクタール)、21世紀型の最新鋭の基地を作るという。名護市民投票の結果は、新基地建設を拒否した。県民意思、市民意思を全く無視し、日本政府は、沖縄県知事と名護市長を首相官邸に呼び「アメとムチ」で懐柔、強引な圧力をかけたのであった。日本政府の醜い姿なのだ。

現在、政府は海底調査のボーリング作業に着手したものの市民、県民、国民の強力な反対、阻止闘争に遭っている。

なぜ反対するのかと問われるならば、憲法の平和主義を守り、人権と自然環境、ジュゴンの棲む豊かな海を守るためである。アジアに銃口を向ける人殺しの基地であり、国民の血税一兆円前後の巨費を投ずる時代錯誤の計画を易々と認めるほど国民は馬鹿ではない。

皆様方のご指導・ご支援をお願いします。

(やまうち とくしん 基地の県内移設に反対する県民会議共同代表)

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「新聞報道に見る 沖縄の
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第9条 【戦争の放棄,軍備及び交戦権の否認】
1、日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する。2 、前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持しない。国の交戦権は,これを認めない。