9条連ニュース/149号 巻頭言


ハンスト座り込みから !  6・15へ

 9条改憲阻止の会 淵上 太郎 

 
国会前で闘った44日間
 改憲阻止を共通課題に

 3月20日に突入した「9条改憲阻止、国民投票法案反対のハンスト・座り込み」の闘いは、5月2日をもっていったんは終了いたします。
 この闘いには、私たち自身「本当にそんなことが出来るのか?」といった不安もありましたが、予想を遙(はる)かに超えた反響のもとで、全国各地から「改憲に反対し、国民投票法案に反対する」多くの方々に支えられて、延べ44日間、正味30日間を闘いぬきました。
 かつての60年安保を、何らかの形で闘った人々、その後の困難な時代に闘った人々、そして最近の若者と、世代はそれぞれ、経験もまったく相反するような方々が、この「改憲阻止、国民投票法案反対」のスローガンのもと、立場・党派等を越えて国会前に駆けつけていただいたわけです。
 この場をお借りして篤く御礼申し上げるとともに、敬意と連帯の意を改めて表明したいと思います。
 私たちは、昨年の「6・15」の取り組みを契機に、「改憲」に反対して様々な取り組みを行ってきましたが、相互の立場や見解の相違、或いは党派やその歴史の相違というものを、どう克服していくのか、ともすれば、席を立つような激論をしながら、最後は行動の一致を目指して努力してきました。
 それができたのは、結果として「60年安保」というこれ自体としては、かなり幅広い共通項があったのかも知れませんし、或いは「改憲」という大きな政治的課題に一定の共通反応があったのかも知れません。

 新たな連帯を創ろう 党派・派閥・年代を越えて!
 しかし、今度の「国会前ハンスト・座り込み」の闘いは、新たな連帯をもたらしつつあるかの予感を抱かせるものがあります。
 参加者や激励に訪れていただいた方々が延べ1、000人を越えるといっても、この数字自体の問題ではなく、その地域的広がりと様々な諸個人の経歴の広がりがあります。そのような連帯が、少しずつ拡がりを見せているということです。
 情勢を見て、国会前「緊急座り込み闘争」は再開されますが、さらに来る6月15日には、改憲反対の「集会とデモ行進」が日比谷野音で予定されております。
 これは、9条改憲に反対するすべての諸個人が、恩讐(おんしゅう)を越え、党派・派閥を越え、老若男女の差異を越え、自らが個人として呼びかけ、参加し、「主宰者」として振る舞うものです。
 もし、本当にこのような形で「6・15」が取り組まれることに「成功」すれば、改憲反対の壮大な国民運動の第1歩を印すことになると確信することができるはずです。
 
  

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