「休戦ではなく、恒久的停戦を」続く武力紛争の現実に私たちの原点である憲法9条を世界に訴えることがかつてない程の急務な年明けとなる。子どもたちに「地域の語り部」として語る平和授業の機会を得た。戦争が続く今、「あなたにとっての平和」を問い、日本で起こった戦争を知るため「玉砕の島テニアンを生きて」の一部映像と9条連で取り組んできたテニアンへの「鎮魂不戦の旅」での現地写真や地元の声を伝えた。「玉砕」「戦陣訓」の美名の下、何が行われたか、「お国のため」でどれだけの人が殺されたか。何よりも大切な命のために、騙されないように自分の判断を育もう。そして戦争の悲劇から生まれた憲法を学んでほしいと。宝物の様な感想が届いた。「多くの人が死んでるのに戦争はどうして起きるの」「実体験を聞いてどんなに戦争が悲しく辛いか知った」「戦争は他人事ではなく自分達の身近なことだ」。純粋な心に伝えること、きっかけ作りの大切さを痛感した。声を掛け合い繋がりながら、9条を絶対に守り抜こう。殺さない殺されない!
H.H