ヒネ205(大阪府)
若者が、選挙に行かないと言われている。それは若者の責任なのだろうか。
私の両親は、選挙に行くところを見たことがなかった。私が選挙に行きだすと、両親と妹がようやく選挙に行くようになった。それはそれでいいのだが、果たして他の家庭ではいかがだろう。皆さんの息子娘さんたちは、選挙に行ったことがあるのだろうか。親世代と共に「選挙」に行ったことがあるだろうか。この15年、地元の選挙会場にはそのような親子を見かけることが多くなってきた。親の代その親の代が選挙に行く姿を見せていれば、現代の成人も行くはずである。小中高学校で、選挙についての社会・公民の授業であったが、まず持って教師も流すだけの授業ではないのかと思う。私の職場でも、両親が選挙に行っていないという後輩が多い。なので、職場にいる若い後輩社員達には「選挙に行こう」と声をかけ続けているが、上の世代の社員はそれをしない。若者の政治と選挙に興味をもたないのは、若者たちの問題ではなく、団塊の世代からの大人たちの問題である。