9月16日、代々木公園にて「命をつなぐ地球環境を 9・16さよなら原発全国集会」が開催された。集会には5,000名が参加し、「脱原発」「老朽化原発の再稼働に反対」「二度と悲劇は繰り返さない」等、参加者で誓い合うことができた。しかし、年々労働組合の旗が目につかなくなってきている。
呼びかけ人の落合恵子さんは原発社会に向き合おうとしない「自民党総裁選」を痛烈に批判した。一方、そのような自民党の姿勢を報道しない「マスメディア」も同様に大問題であるとし、「私たちは脱原発の社会をあきらめない」と呼びかけた。最後に閉会のあいさつで呼びかけ人の鎌田慧さんは「軍事力拡大と原発再稼働を進める自民党政治は許すことはできない」と警鐘を鳴らした。
私たちは脱原発を実現させなければならない。それは能登半島地震で28年前の原発予定地は海沿いの急斜面の場所で地面が2m隆起し、能登半島の主要道路は寸断された。仮に原発事故が起きていれば多くの住民が被爆することは明らかであった。私たちは自然災害から人間と原発は共存しないことを嫌というほど学んできたからだ。早期の脱原発の社会の実現を強く求める。