2月24日でロシアのウクライナ侵攻から1年がたった。プーチンは、その前段2月21日に日に年次教書演説を行った。その中でプーチンは自らの犯罪的行為を正当化するため、「ロシアは平和的手段でウクライナ危機の解決を試みたが、米欧に無視された」と居直ったのである。また「ウクライナ東部、南部4州で平和と安全を確保するため、あらゆる手段を尽くす」と侵攻の継続を強調した。
こうした〝プーチンによるプーチンのための侵攻”を正当化し、居直っているプーチンの姿勢は断じて許せない。
現在も続くウクライナ侵攻の裏側では、これを利用して岸田政権の軍事大国化を図ろうとする動きが進められている。昨年12月16日には専守防衛という原則をなげすて、安保三文書を閣議決定した。国会議論すら経ず強行したのである。さらには防衛費大幅増額のための増税などの動きを許さないための取り組みが急がれる。
M.K