4月に子供が産まれ、育児に追われるも子宝に恵ま れたうれしい気持ちで日々を過ごしている。8月15日に78回目の終戦の日を迎えたが、この子が戦時中に生まれていたらどういう育児をしているのだろうと時々考えることがある。あらゆるものが不足し、空襲におびえる日々、さらに自分 は徴兵され、戦火の中にいるかもしれない。戦争になれば落ち着い て育児など出来るわけがないし、妻の産後ケアなども出来なくなる。7月には宮古島等に台湾有事 を想定したシェルターを整備する報道が出るなど、政府の動きは「新 たな戦前」という言葉が象徴するかのように戦争への道をひたすら歩んでいるようにしか思えない。 戦争になれば被害を受けるのは市民であることは、ロシア・ウクライナを見ても明白である。未来ある子供たちのためにも憲法9条を守り、二度と悲惨な戦争という道を歩まないように、私たちは連帯の輪を拡げていかなければならないと改めて思う。 T.S