先日、第96回アカデミー賞が発表された。原爆開発とその後の苦悩を描いた「オッペンハイマー」は7冠を受賞した。日本映画からが「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、「君たちはどう生きるか」がアニメ賞を受賞し、どの作品とも「反戦・平和」のメッセージが込められている。私も時間がいた時には映画を観るのだが、「ゴジラ」を観に行った時は老夫婦が4組ほどで若者はおらず、「君たちはどう生きるか」を観た時は私一人で他に誰もいなかったため、広い映画館を独占した。残念ながら人気作品とアカデミー賞受賞作品はイコールではない。
日本は明治維新からポツダム宣言を受けるまで、日清戦争や日露戦争、そして太平洋戦争へと、77年間も戦争を続けてきた歴史がある。しかしその後の今日に至るまでの77年間は戦争をしない国を続けてきた。「戦争しない国・日本」へと変えた憲法9条を誇りに、守り広めていき、次の世代まで平和を引き継いでいこうではないか。
Y.N