新ちゃん
三上智恵監督の新作ドキュメンタリー映画のスピンオフ映画としてつくられた「沖縄、再び戦場へ(仮題)」を鑑賞しました。改めて刻々と戦争が近づいていると感じましたし、1秒でも早く多くの人々に沖縄の現状と戦争への危機感を伝えなければならない監督の気持ちが伝わりました。
島民が求めていない基地や地下シェルターの建設、ミサイル配備に対し沖縄県民、島民が今も苦しんでいる。島民の涙ながらの決死の座り込みでトラックを足止めし工期を遅らせる行動に、平和の為の抵抗とヒューマニズムと感じました。
軍隊は住民を守らない、このことは過去のまさに沖縄戦が物語っていると思います。歴史は繰り返されるのです。
課題は沖縄に限らず反戦平和を訴える人々の高齢化、若者離れであります。悲惨な沖縄戦を振り返り、人間が人間でいられなくなる戦争がいかに悪なのかを考えなくてはならないし忘れてはいけない。また基地問題を沖縄だけの問題に切り縮めず考えていく必要があると感じる。
今各国で起きている戦争も他人事にしてはならない。戦争で犠牲になるのは弱者だけ。我々が願うのは戦争のない世界平和である。そして願うだけでなく行動が必要である。国会前での19日行動を通じ反戦平和を世論に広めていく運動を推し進めていきましょう。