映画「テレビ、沈黙。放送不可能。Ⅱ」を観た。今年3月に小西洋之参議院議員と高市早苗経済安保担当大臣(’14年当時は総務大臣)の放送法をめぐる国会質疑を、ジャーナリストの田原総一朗氏が深堀していくドキュメンタリー。
小西議員の質問の端緒は、総務省現役官僚の80ページに及ぶ内部告発の行政文書。そこには、TVや新聞では断片的で理解しにくかった安倍内閣によるメディアへの圧力の実態や、高市大臣の放送法を曲解した言論弾圧と批判された答弁の背景が生々しく記されている。私は、この映画を観て、一点の光が見えた。
物を言えるメディアに生まれ変わるための総務省高官からの答弁を、小西議員が引き出しているからだ。この先は映画を観てほしい。
ならば今度は私たち市民が声をあげ、世界で報道の自由度が68位に後退した日本を、かつての11位、いやそれ以上に自由に物の言える日本を取り戻していかなければならない
横浜市中区のシネマ・ジャック&ベティーで、9月3日まで上映中!
多くの人々が見て、全国に広げよう!!
(鴨)