憲法9条-世界へ未来へ 連絡会

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10.24「玉城デニー知事とともに考える平和集会」に参加して

埼玉9条連ナイン

 敗戦から70年、敵基地攻撃や9条改悪など、戦後民主主義に逆行し、強い国を目指す軍事体制を構築する動きが顕著になっている昨今、10月24日目黒中小企業センターホールで、JR総連、9条連共催の「沖縄の怒りを我がものに!玉城デニー知事とともに考える平和集会」が350名の参加で開催されました。
 冒頭、沖縄・南西諸島や辺野古新基地建設の状況、平和研修を実施が紹介され、JR総連山口委員長からは、ヒューマニズムを基調とした戦時体制に抗する運動を主体的に創造しようと、力強い挨拶がありました。
 海勢頭豊さんからは、米軍による生活道路を規制しての実弾射撃訓練阻止闘争での「キセンバル」や、戦時下の悲惨さの「月桃」が歌われ、ウチナンチューの平和への深さが伝わり、涙が出ました。
 玉城知事からは、沖縄の歴史や日米地位協定、地方自治を破壊しての自公政権による辺野古軍事基地の問題点など、日本の0.6%の面積に70%の基地のある苦渋に満ちた沖縄の人々の声を伝えられました。沖縄県民の民意を無視した辺野古建設作業、95年の県民大会で普天間高校の女学生が訴えた「基地のない静かな沖縄を返してください!」
 おじい、おばあの豊かな先達の知恵が受け継がれる「命こそ宝」は、9条の精神であり、世界の人々の共通の言葉です。「美ら海はアジアの先の世界まで平和の波を届けている」
平和の連帯を創り出しましょう!